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◆ごあいさつ
当会は令和元年という新しい年号の誕生とともに、再度生まれ変わることになりました。新しいメンバーも加わり、これからも活動を充実させるべく細々とでも活動を継続してまいります。
そこで心機一転。会の名称を「くきざき身障福祉会」から元の「つくば市身体障害者福祉協議会」に戻す事に致しました。
ゆうあいが最後に発行されたのが、平成29年3月、二年間の空白がありました。今までもホームページやブログにて情報の発信はしておりましたが、やはり会員同士をつなぐアイテムとして、どんな形であれ、会報の必要性を痛感するに至りました。
お金もない・力もない中での再出発ではありますが、皆さん一丸になって、共に楽しく、仲良くやってまいりましょう。
◆4月から6月までの主な活動
総会 4月20日(土)
ふれあいプラザ二階C2室
で行われました。参加者は16名でした。エレベーターが故障のため使えず、二階に上がるのに苦労した方が多く大変でした。
下妻市身体障害者福祉協会の岡山郁夫様が賛助会員として参加してくださいました。ありがとうございます。心細い弱小のこの会を見守っていただければありがたいです。
第一部は、議題にそって前年度の報告と次年度の計画などを確認。第二部は、自己紹介(体験談)とフリートークなど。
最後の締めは。おなじみ葛屋傑さんのニワトリの声帯(形態)模写と、木村勇さんのウグイスの鳴きまね。少しブランクがあいたせいか、思うようにいかず、ご本人首をかしげる場面もあり、一同明るい笑い声で場を締めくくりました。
◆ふれあいサロン
毎月第三金曜日
【5月のサロン】少しでも多くの参加者を、ということで第2金曜日に変更したわけですが、折よくカラオケクラブの活動日でもあるため、ある程度の人数は見込まれると思っていました。曜日を一方に変えれば都合悪い方も出てくるというわけですが。さて、どうなりますやら。お茶菓子をいただきながら塗り絵をしたり、お喋りをしたりでした。
【6月のサロン】当会所属の元ウクレレメンバー「ら・そよかぜ」の6人がサロンに同席し、ウクレレを披露、あらかじめ用意していた歌集を見ながら6曲(四季の歌・みかんの花咲く丘・ああ人生に涙あり・ふるさと他)を歌いました。
自己紹介を兼ねて各自の体験や障がいの話しなどを1分~3分スピーチ。
最後は葛屋さんと成島寛さんの「ふるさとは今も変わらず」で締めくくりました。
ふるさとに関して、それぞれの思いが交差し、しんみりした場面もありました。
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◆入会のごあいさつ
自由ヶ丘 斉藤 敦子
早いものでつくば市に移住して32年になります。
その頃は健康だけが自慢で、何の取り柄もないけれど一生懸命に元気に走り回っていました。
6年前に脳内出血で倒れるまで、このまま元気に一生変わらず過ごして行くと信じていました。まさか自分が障がい者になるとは夢にも思ってなかったです。
周りは何にも変わらないのに、自分の状況だけが変わってしまって、家族には心配と迷惑をかけてしまったけど、私自身は嘆くこともなく落ち込むこともなく、不自由になった身体に早く慣れて、しかもそれでも出来ることを模索し、いつも前向きでいられたことを本当に幸せだったと思います。
ピアサポートに参加したり、ピアカウンセラーの勉強をして合宿にも行ったり、障がい者スポーツ指導員の資格を取ったりと、出来ることに挑戦していく中で木嶋会長との出会いがあり、つくば市身障協で皆さんとご一緒に活動させていただけることになりました。
出身は広島県の呉市です。でもそこは転勤族だった父がたまたま赴任していた地で、両親の生い立ちには全く関係がなく親戚もいません。その後、長崎県佐世保市、京都府舞鶴市、横須賀市、長崎市、呉市、北海道函館市と流転人生です。小学校は五回、中学校は二回も転校。函館で高校二年生のとき、また父の転勤がありましたが高校だけは転校したくなくて、一人函館に残りました。
高校三年のとき運転免許を取得し、卒業した後その頃家族が暮らしていた立川まで運転免許初心者の怖さ知らずで、函館から立川まで二日かけて運転してきました。都内に入ってからはまずは新宿を目指し標識を頼りに走っていると、いつの間にか首都高を走っていました。そのおかげで、障がい者になった今も首都高も平気だしどこへでも行けます!
運転は上手ではありませんが好きな方で苦にはならないので、必要な時には喜んで足になりますので、この会でもお役に立っていければと思っています。
障がい者初心者ですが、どうぞよろしくお願いします。
◆つくバス市停留所について
つくば市内には地域ごとにつくバスの路線があり便利に利用させていただいております。時刻表の確認が欠かせませんが、皮肉なことに、市民にとって必要不可欠な「市役所」に行く段になると、なかなか時間の調整が難しい面もあります。特に茎崎地区から直結する路線がないのが残念です。
また、停留所の車道と歩道の境にある縁石ですが、バスに乗る段になって、足の不自由な方はとても苦労しています。これはバスの停車位置によって微妙に違いますが、バスと縁石が離れている時は、いったん縁石に乗る・・・・降りる・・・・バスに乗る動作。これが、足がなかなか上がらない。バスに昇降ステップがあればありがたいのですが、どうにかしていただきたいものと常日頃思っております。
また、バスによっては、整理券やICカードの位置などが微妙にちがい、特に目の弱い方にとって戸惑うことが多々あるようです。
システム変更に伴い、我々も普段からつくバスを利用することで、十分慣れていくことが大切かと思っているところです。(木嶋)
健常の方には何気ない動作でも、高齢者や障がい者にとって、バスの乗降は大変難儀なものです。それでも移動手段としてなくてはならないものであり、感謝しております。
◆編集後記
2年間の空白を経ての再発行です。印刷の都合で、不定期・縮小版という事にさせていただきました。久々の発行に喜びを隠せません。 (木嶋)