ゆうあい87号
    
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あいさつ
長い間新型コロナ感染防止のため、会の活動を自粛してまいりました。皆さまはこの長いコロナ禍の期間、外出を控えて、必要最小限の用事がない限りきっとお家の中で過ごされていたかと思います。その間色々ありましたね。コロナ予防接種の申込みそして2回の接種、少し混乱されたのではないかと心配でした。

明るい話題としてはオリンピック・パラリンピックもありましたね。特にパラリンピックで、障害を持っている方々の活躍には本当に元気をいただきました。そんな中新型コロナに感染された方が、病院にも入れず自宅療養で最悪亡くなった方もいらしたという痛ましいニュースもありました。日本国中が感染爆発・医療崩壊という危機的状況にあったといっても過言ではありませんでした。現在は多少感染者数が減少傾向になってきたとはいえ、寒さに向かうこれからの季節、再度感染拡大の波が来ないとも限りません。まだまだ危機意識を持ちながら、現状を把握して会の活動をはぐくんでいきたいものだと考えております。
十分健康管理に留意して充実した日々を過ごされるよう祈ります。

◆ふれあいサロン
 障害者スポーツ 卓球バレー
当会にとってすっかりおなじみになった卓球バレーですが、福祉センターのご配慮で卓球台の管理を引き受けてくださり、必要な用具も購入することができました。会としては大切な備品の一つでもあります。
このゲームは本来なら6人ずつ2チーム(12名)で競う国際的にも正式に認知されているスポーツではありますが、私どもは参加人数に応じてルールも柔軟的に設定、レクリエーションとして楽しんでおります。久しぶりのふれあいサロンでは、情報交換のあと卓球バレーを楽しみました。

◆バス停留所の段差解消
ゆうあい84号の記事に載せました件について(縁石をまたぐのが大変で乗り降り不便)、ある議員さんから問い合わせがあり、不便の旨を申し上げたら、写真のように縁石の一部を撤去、改善してくださいました。
 ゆうあい84号より
 
、バ 、い った ・・・・降 ・・・・ 。こ 、足 い。バ が・・ ・・★
 バスに可動式のステップを付けてくださればよりいいのですが、歩道の縁石があることでなかなか難しいのかもしれません。少々バスが高いのですが、手すりにつかまって何とか乗り降りしています。個人差があるため万人の満足を得るのは難しいのかもしれませんね。ありがとうございました。
 
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◆スタバでリフレッシュ
11⽉7⽇は⽴冬⛄ 寒さは、温かいコーヒーが 恋しい季節を運んで来ました。 皆様、毎⽇をどの様にお過ごしでしょうか︖ 私は、コロナ禍でもちょっとした楽しみの1つで ⽉数回スターバックスコーヒー(スタバ)に⾏き コーヒーやスイーツ等食べて「ほっと」した時間を 過ごしリフレッシュしております。

私は、左上下肢に⿇痺があり杖を使って歩⾏していますので、ドライブスルーがあるお店はかなり有難 く利⽤させて頂いております。店内で過ごすと注⽂してテーブルまで持って⾏かなければなりません。 店員さん等にお願いすることはまだ少し引け目がありハードルが高いです。

私の定番化した注⽂内容は、カフェミスト︕︕それと季節のスコーンやドーナツです。 注⽂の仕方ですが、好みの飲み物が決まりましたら

サイズ ①サイズのchoice スモール/トール/グランデ/ベンティ ⇓ 中身
②ミルクを変更等の有無アーモンドミルク/オーツミルク/豆乳 ⇓ 分量
③ミルクの分量等の変更ミルク感の強い方がいいとか︖ を相談したりして・・・・ 

店員さんは皆さん良い方ばかりですので⼼配なく☺ スイーツは、ケーキ・スコーン・ドーナツ・・季節等で変わりますよ♥ 軽食は、サンドウィッチ・総菜パン・サラダラップ・キッシュ・・ 注⽂したコーヒー等と一緒に食べてみてください。

☘ちょっとした一歩高度な注⽂ コーヒーはノンカフェインに変更可能です。「デカフェ」に変更と伝えて注⽂!! 注⽂したい場合は、すぐに出来ないので15分前くらいに電話をして 頼んでおくとスムーズです。 ☺別の楽しみ紹介★★ コーヒーの入ったコップや食べ物に注⽂した商品名と一緒に一言が書かれています。 「その一言が、今回なんだろう。」と⾒るのが好きです。 (左写真) 少し例を以下に書きますね。 字体が変わっていたり、何気ない絵が添えてあったりします。 何も考えなかったら気にも留めないこと︖かもしれませんが、少し時間をスローにして身の回りにある 物事を⾒てみると、新鮮な感じがしたり、発⾒が有ったりします。 から学んだ気がします。このように感じたのは私だけでしょうか︖

最後に 最近、買い物や美容室等に⾏くと、以前より声をかけて頂くことが多くあります。 荷物を⾞まで運びましょうか︖何かお⼿伝いしましょうか︖等 とても有難いです。 ハンディキャップを持った私が⾏動することはちょっとした緊張があ るからです。しかし、『待って頂いたり』『どんな助けがj必要か を聞いて頂ける』と緊張が少し減り⾏動し易くなります。


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◆パラリンピックボランティアに参加して
   自由が丘 斉藤 敦子
この度のtokyo2020オリンピック、パラリンピックは、最高のメダルを獲得し人々に感動と勇気、希望を与えて無事に終わりました。
私は今回、ボランティアとして参加させていただきました。

2018年秋、ボランティアの募集がありました。
私は右半身に麻痺と運動障害がありますが、私にも出来るかどうかなんて関係ない!平和の祭典であり世界最高峰のオリパラに関わりたい!と応募してみました。
8万人のボランティア募集に対し、20数万人の応募があったそうです。
2019年の春から応募者全員と順次オリエンテーションと面接があり、私は8万人に残ることが出来て、パラリンピックのボランティアをすることになりました。
オンラインでE-learning研修を数十回受け、2020年から現地会場や、研修センターなどで研修が始まる予定でしたが、2021年の開幕まで全てオンライン研修でした。

私は有明体操競技場で行われるボッチャのボランティアです。
競技会場で、選手や審判の誘導や試合後のコートの消毒やモップがけなどの活動です。
体操競技場の隣には有明アリーナがあり、ここでは車椅子バスケットが行われていました。
この2つの会場の駐車場や、駅からの道路、関係者のためのレストランなど、全てのボランティアは 一日に約1000人いるそうです。
その中で競技の最先端で活動できるのは一日15人。本当に一握りです。
私はボッチャ中心の障害者スポーツ指導者なので、選んでもらえたそうです。 

茨城からの参加なので、全て午後一時からの活動です。
毎回通うつもりでしたが、3日で挫折。有明のビジネスホテルに宿泊することにしました。
終わるのが夜の9時や10時ですが、近くにホテルを取ったため、活動終了後も急いで帰ることもなく、色々な方と余裕で友好を深めることができました。

あくまでもボランティアなので、競技が見える場所であっても、試合を見てはいけません。
選手の写真を撮ってはいけません。
会場内の写真もSNSには上げてはいけません、などなど沢山の制約がありました。
無観客なので、試合を盛り上げるのもボランティアの仕事です。
入場の時は、動きにくい手が真っ赤になるほど手拍子と拍手で出迎えです。
選手が通る通路には、折り紙で鶴や手毬を折って飾ったり、会場からバスへ向かう選手をボランティアみんなで並んで見送ったりと、選手が無観客で寂しい思いをしないよう、やる気が保てるように私も真剣でした。
ボッチャは、個人で金、ペアが銀、団体で銅と全てのメダルを獲得しました。
表彰式は、制服を着た自衛隊の方が国旗を持って規律正しく掲揚します。
日本のエース杉村選手が個人で金を取ったとき、日の丸を見上げながらの君が代は今までで一番感動しました。

ボランティア仲間とコートにモップをかけながら、私たちパラリンピックのコートを掃除してるのよ!なとど感無量、全てが感動でした。
夢のようなパラリンピックは終わりましたが、もう生涯経験することはできない、本当に貴重な経験ができて幸せです!

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つくば市福祉団体等連絡協議会について
             報告者 斉藤敦子
この連絡協議会は、15の福祉団体で構成されており、毎月第2木曜日に定例会が行われています。
私たちの様に障害者当事者と、障害を持つ子供の親の会が属しておりますが、親の会の方が多く、そちらの議題に偏っていたため、今年6月から、大人部会と子供部会にわかれて行っています。80分間は分科会、40分間は合同です。身障協は大人部会に属しています。
 そのほか大人部会には、「高次脳機能障害友の会・いばらき」から代表2名、「福祉型専攻科シャンティつくば」から1名、「つくば市聾者協会」から当事者1名と手話2名、要約筆記者が1名、「つく肢の会」から1名と介助者1名、私たち身障協から斉藤と野又の2名、計5団体7名+通訳・介助者4名です。
 内容は、指定学習40分と講演会の企画や情報交換など20分間で、10月は身障協が指定学習を行いました。茎崎身障協で発足し、つくば市身障協への経過をふまえ、課題やこれからの展望など、会報誌「ゆうあい」やホームページの紹介などを発表しました。
 全体会では、部会の内容を要約して報告、順番で各会の紹介を10分間、全体の課題や情報などを共有しています。
 ちなみに先月の情報共有として、来年よりつくば市福祉の店がオープンすることが報告されました。
12月3日、6日~9日の平日、市役所でプレオープンします。福祉の店では、障害者事業所で作成された手作り品のみが販売されますが、この連絡協議会に属している団体からも出品させて欲しいと要望を出しました。
 また、チャレンジアートは来年3月8日~13日展示、舞台発表は3月13日に予定されていると報告がありました。
 当会も参加を申し込みました。

◆なくてはならないつくば実証実験バス
2019年4月から3年間を期限として実験的に、各地を巡回している実証実験バス。
高齢者や障害者にとって、大切な移動手段として欠かすことができません。特に茎崎地区の住宅地は陸の孤島といっても過言ではありません。通院・買い物、そして会の活動にも利用させていただいております。我々にとってとても必要不可欠なバスなのです。
どうかこれ以降も廃止することなく長く継続をして下さることを切に希望いたします。
その他の交通手段として、つくバス・つくタクがありますが、目的に応じて利用させていただいております。

◆お元気伺い お宅訪問
電話のみで済ませた方がほとんどでしたが、明るい声を聞くことができて、それはそれでよかったかなと思っております。
 某月某日、あるお宅に伺いました。
お元気でよかった!
その方からお庭の柿をたくさんいただきました。帰り近くの牛久沼に足を延ばし、柿を一つほおばりました。
                  木嶋記

  柿食えば 
    青空広がる 
           牛久沼
                    自由が丘 結城 英則

◆編集後記:ゆうあい86号発行から大分時間があいてしまいました。新型コロナの感染拡大が幾分落ち着いてきたようなので、とりあえず発行してみようと思いたったのがこの号であります。
2ページは寄稿者がご自分で紙面をレイアウトしてくださいました。ちなみに私はスタバのレジの前に立つと緊張してしまいます。3ページのパラリンピックボランティアは非常に貴重な体験です。若い方々のこれからの活躍に期待いたします。
寒さに向かうこの季節、お身体には十分気を付けてお過ごしください。 
               木嶋

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