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ゆうあい47号


謹賀新年
 会員の皆さまには、健やかな明るい新年をお迎えのことと存じます。
 昨年は、異常気象で台風・地震など、自然災害の多い一年でした。幸い災害の少ない茨城に恵まれましたが。
 今年こそは、まず健康に留意され、良い事がたくさん巡って来るよう、皆々様のご多幸をお祈り申し上げます。
皆様力を合わせて、会の発展と交流の場の充実に努めましょう。「ふれあいサロン」の継続と発展、更によいアイデアがありましたらご提案下さい。障害者にもできる軽スポーツはどうでしょう。むしろ適度の運動は健康に望ましくよいとか、今年もお互いに頑張りましょう。

平成17年度 新年会
   1月19日(水)11時半から
レイクサイド茎崎 紫峰の間
 恒例の新年会が盛大に行われました。
今年は新入会員2名が参加、また昨年総会で加入された谷田部地区も5名が初参加、ウクレレクラブの活況に驚きながらも余興にも積極的でカラオケ・腹話術など大変盛り上がりました。
 特筆すべきは、障害福祉課・社協のご協力により、車椅子会員が年に一度の新年会にリフト車による移送サービスを受けられたことで、大変ありがとうございました。


ふれあいサロン〜3ない麻雀〜
“賭けない、吸わない、飲まない”を原則とする健康麻雀が静かなブームとなっております。高齢者や障害者の間で、脳の活性化・手指の刺激が脳細胞をも刺激して若返りの特効薬にもなるという一石二鳥のすばらしいゲームであるとか。桜ヶ丘の樋口さんの熱心なお勧めもあり当身障協もこれを取り上げない訳にはいきません。まずは、ルールの決まりや牌の役割などを説明してもらい基本を覚えるのが先決。でも昔の想い出組も?これからは自主活動としても恒例となることでしょう。


「障害者地域生活支援システム確立
全国緊急集会」に県南有志代表参加

  =介護保険制度の利用での実現を求める= 
牛久:今泉会長他・竜ヶ崎:樋口氏・つくば:新田会長 
と き:二〇〇五年一月一二日(水)午後一時〜三時
ところ:日比谷公会堂(東京都千代田区・日比谷公園内)

一.県内の懇談会
県保健福祉部障害福祉課との懇談会に参加して
平成16年8月6日(金)と、11月1日(月)の二回にわたり、水戸で茨城県身体障害者福祉団体連合会を中心に県身体障害者福祉協議会、県手をつなぐ育成会、県精神障害者家族会連合会始め日本筋ジストロフィー協会県支部や各種七団体合計十団体が参加して打合せがあった。

 1回目は各団体から支援費制度と介護保険制度との統合についての聞き取りの形で意見を出した。肢体不自由者団体からは支援費制度ができたばかりで介護保険制度との統合は時期尚早であり、支援費制度と介護保険制度の内容は別なもので、もっと支援費制度について議論すべきではないかとの意見が出た。
 これに対し知的障害者団体や精神障害者団体からはある程度は理解できるとの意見が出された。又、県内の筋ジス患者は専門病院がなく、24時間介護をしてくれる事業者は無いに等しい状況であり、財政のことは理解出来ても支援費制度の趣旨を生かし障害者の立場を考慮した使いやすい制度にしてもらいたいと切実な意見もありました。

 2回目は県より送られた資料(厚生労働省から都道府県へ福祉施策グランドデザインの案が出されたもの)について説明があり、そのあと各団体より意見の聴取がなされた。 新聞報道において支援費制度と介護保険制度について、税金でまかなうのか、保険税として若年からも徴収するのか等々、問題が多く今国会に上程するのかどうか厚生労働省も難しそうです。

 重度となる筋ジス患者は在宅者が大部分で就労している方はほんの一部で、障害者基礎年金や特別障害者手当てなどで生活をしている方が殆どですので負担は最小限のものにしてほしいでしよう。又、家族の介護やボランテアの協力や制度のなかでのヘルパーの派遣などにより地域で生活できなければなりませんし、支援費制度は利用しやすいものでなければその意味がありません。
支援費制度は三位一体改革の厳しい現実に対応出来るか。

二.全国緊急集会
 今国会で「障害者自立支援給付法」と「介護保険法改正法」という2つの重要な法律が提出されます。
この機会を捉えて小泉総理大臣、尾辻厚生労働大臣、衆参国会議員代表の先生方並びに厚労省の方々を迎えて訴えようと緊急全国集会が持たれアピール文が採択されました。

@就労と年金による所得保障の充実を!!
A利用者負担は、個人単位(扶養義務や所帯でなく)!!
B地域の中での居住の場が得られるように!!
C外出や移動の手段が
  保障されるように!!
D介護保険制度の活用を
  障害者もできるように!!
E郵便料金の減免制度の
  存続を!!
    ◇◆◇◆◇
「障害者支援と介護保険制度」に関する3団体共同声明
 平成16年11月30日
日本身体障害者団体連合会
会 長 児玉  明
全日本手をつなぐ育成会 
理事長 藤原  治
全国精神障害者家族会連合会
  理事長 小松 正泰
障害に関わる当事者(障害者本人・障害者の家族)の団体として私たちは、「障害者支援と介護保険制度」関して、次のとおり要請いたします。

    記
1.「障害者の介護」も「介護保険制度」で支えて下さい。
 「高齢者の介護は介護保険、若年者の介護は障害福祉」というのは、年齢によってサービスに格差をつけることであり、明らかに制度のバリアーであります。
 障害者を「特別な存在」「特殊な存在」にしないためにも、
一般国民が利用する普遍的な制度の適用を強く望みます。

2.「介護保険」と「障害福祉」の組み合わせで障害者を支援して下さい。
 社会参加などの障害者の特別なニーズへの対応は「障害福祉」が担い、「介護保険と障害福祉の組合せ」による支援をお願いいたします。
 身体、知的、精神の3障害間の不均衡をなくすとともに、3障害に該当しない人でも支援の必要な人には、支援できるようにすべきです。

3.実施には数年後からとしても、時期を明確にして先送りはしないでください。
介護保険制度の年齢引き下げを実際に行おうとしても急には無理で、十分な準備期間を必要とすることは理解できます。しかし、あいまいな形での先送りには賛成できません。今般の介護保険制度改革で位置付けをし、実施期間が明確にされることを願います。
          以上
(注)「一.県内の懇談会」は日本筋ジストロフィー協会県支部事務局長小高清氏の原文を元に編集したものです。

祝長寿
永年当協議会にご尽力くださった方々に、ご長寿のお祝いとして、次のようなご案内を葉書で差し上げ、記念品(シクラメン一鉢)をお届けして大変喜ばれました。
---(19名)---

ご長寿のお祝いについて

年の瀬を迎え何かと気忙しい事とお察し致します。
貴方様におかれましては、日頃当協議会に対しご理解とご協力を賜り大変感謝申し上げる次第です。
さて、この度永年の会運営に対するご協力に対し感謝申し上げるとともに、ご長寿祝福の記念として当協議会では昨年の70才古希をお迎えの方々に続き今年は70才から65才以上をお迎えの方々に形ばかりのものですが粗品を差し上げたいと存じ企画致しました。
 
 勝手ながら、近々会長または副会長と地区役員が直接お宅にお伺いしてお届けしたいと存じますので、遠慮なくお納め下さい。
寒さに向かう折からお身体には充分ご留意の上、佳き新年をお迎え下さい。
つくば市茎崎身体障害者福祉協議会
     会長 新 田   進

介護保険と住宅改修
 間違いだらけのバリアフリー その三 床材の変更

  
  福祉住環境コーディネーター    豊田 つかさ
 住宅改修を依頼されると必ず「フローリング」にと言われます。ところが、このフローリングが曲者なのです。見た目は綺麗に仕上がり清潔そうに見えますが転倒事故の主な原因の一つです。高齢者や障害者のいる家庭では特に避けるべき「床材」です。しかも、この床材には多量の接着剤と防腐剤が含まれておりシックハウスの原因になっていることは言うまでもありません。さらに、ワックスをかけピカピカに磨きあげられる方がいます。いかにも転んでくださいと言っているようなものです。どうしてもフローリングを採用したい場合は次のことを守ってください。

@床材の成分表のチェック
A床材の下にクッション材を敷  く(歩行感を良くすると共に転倒時けがの程度を軽減する)
Bワックスをかけた後に水拭きをする(転倒防止)
Cフローリングの上に絨毯を敷かない。(つまずき防止)

 高度成長以来わが国の住宅の仕様は大きく変わりました。最近の新築住宅では畳の部屋がまったく無いことも珍しくありません。しかも、段差を解消しただけの住宅をバリアフリー住宅として売り物にしている住宅メーカーが主流になっています。しかし、これらの住宅が安心と安全を保障しているかどうかは疑問です。高齢者や障害者の方が住宅の中で安心して安全に移動できる環境を保持するには浴室、廊下、キッチン、リビング、寝室等の使用目的にあった床材を選定することが大切です。廊下、リビングの床材としては「タイルカーペット」をお奨めします。この製品の特長は次のとおりです。

@滑りにくくクッション性と保温性がある
A汚れたらクリーニングが可能(水洗いができる)
Bカラーが豊富
C埃が舞い上がらない
D防炎、防湿、防汚、防ダニ性能がある
E工事が簡単で改修コストの軽減が可能

 ただし、キッチンや洗面所のような水を使う場所は不向きといえます。
   つくば市森の里9の12
    Tel=876の5105

やさしさを行動に=障害者週間街頭キャンペーン実施=
 昨年の障害者週間(十二月三日〜九日)の広報活動として、土浦地方福祉事務所はつくば市や阿見町等の障害者相談員、ボランティア、社協等の応援を得てチラシ配りの街頭キャンペーンを実施した。
場所は西武デパート裏側の二階コンコースで13時半から16時迄、寒風を厭わず道行く人々に障害者施設の作った粗品の入ったチラシを配り理解を求めた。然し今回は十七年秋に開通するつくばTX新線駅に備えた駐車場等の建設で足場が悪く二手に分かれたが苦戦した。

茨身協主催 「女性の会」研修
 十二月十六日(木)
参加者:木嶋・舞縺E志賀
 見学先 桜の郷・老健施設・水戸医療センター等を見学
 ユニバーサルデザインの理念をかかげ、行政と住宅メーカーが協力して、子供からお年寄りまで安心して暮らせる住環境を、設計段階から総合的に研究開発した住宅地の見学。
住居・病院・商店・コミュニティ施設・老人施設等を見せていただきました。町並みの景観・道路・交通・医療等細かい所まで配慮されて、安心して暮らせる町並みを実感しました。他地区の女性会員さんとの交流も楽しく行いました。

詩歌俳句川柳

  筑波・寺具 木 沢  隆

 [詩歌俳句川柳]
  筑波・寺具  木 沢  隆
一、骨惜しみ そんなくらいで 泣かないで
    ☆泣き言云ずに頑張るきっと良き日が来る

二、救急に 多くの人の 助け受く
    ☆ありがとうございます(和子)

三、幸福(しあわせ)を やっと掴(つか)むや 冬の花    
    ☆部屋の中で

四、温かな 支いを受けて 今日もまた
    ☆毎日のお世話アリガトウございます(和子)

五、誕生日 元気元気に 楽しみに
    ☆間近に七十五才です

六、持ち味を 生かす料理に 背伸びかな
    ☆上を目指して

七、空気澄み クッキリ見える 山波が
    ☆遠くの山々が見える

八、愛と恋 忘れず暮らせ 老夫婦
    ☆気持を明るくして暮らしたいものです

リハビリテーション千話   
  (897)福祉番組もユニバーサルの考えで
昨年十二月七日、NHKで作家の柳田邦男さん、
俳優の牟田悌三さん、川崎医療福祉大学名誉学長
の江草安彦先生、それに私の四人とNHK、NHK文化事業団との間で福祉イベントとその放送について検討会が開かれました。

 その席で、柳田さんから、福祉番組を初めから固い枠組みにはめて事業や番組を編成するのは時代にそぐわない、障害者や高齢者が普通の番組や自然な形で組み入っている、いわば番組のユニバーサル化が必要。局全体がその思想を持つべきという意見が出ました。
県でもユニバーサルデザイン検討委員会が発足し、「ユニバーサルデザインは思想である」としてその普及を図っていきますが、庁内全体にその考えを広めることがまずは重要かと思いました。
―茨城新聞 平成17年1月9日―


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