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ゆうあい50号


「ゆうあい50号」を記念して
     会長 新田 進
平成五年六月一五日、奥岡会長・本橋副会長及び数名の同窓の志と会報を発行し年四季報で紆余曲折はあったものの会員のご支持の下に十二年間続けて来られました。感謝申上げます。
今年四月、グループで二月から勉強始めたホームページを立上げ、七月現在の姿にリフォームしました。
茨身連や茨身協に先駆け或いは他の団体と切磋琢磨して今日あるのを覚え感無量であります。
つくば市障害者の広報誌として頑張りたいと思います。

行事紹介
◇◆水の集い
日時:8月5日(金)
友部リハビリセンター
参加者 13名
6年ぶりに水の集いに会として参加しました。初参加・初水着の方もおられたようです。準備運動に始まり、水中をゆっくり前進・笛の合図で回れ右!自由に水中ウォーキング・宝探しなど、指導員のご指導で楽しく参加できました。水中では比較的楽に歩行できるので、とてもいいトレーニングになりました。

◇◆山の集い
日時:9月27日(火)
筑波山:梅林周辺・展望台
参加者 21名
県内各地から154名の方々が参加されました。午後から晴れてきて絶好の山の集いでした。
 赤い鳥居前から市営第1駐車場径由で林道沿い林間・梅林・展望台へと、体調に合わせて歩きました。
 午後は市営第1駐車場で指導員のご指導で輪投げなどゲームを楽しみ、つくば市は総合7位でした。
日帰り組み・宿泊組みと別れ、他地区の方々と交流を深めた一日でした。

◇◆県スポーツ大会
日時:10月2日(日)
笠松運動公園 参加者24名
笠松運動公園にて第43回茨城県身体障害者スポーツ大会が開催されました。気温30度の猛暑の中汗だくで各競技に参加しました。
 金・銀・銅メダル取得は昨年とほぼ同じでした。初参加で金メダルを取って喜ぶ人、昨年と今年で金・銀・銅3個揃ったといろいろあり、暑さと戦いながらの楽しい一日でした。

◇◆おひさまサンサンフェスティバル2005
日時:10月15日(土)
豊里多目的広場
障害者、高齢者福祉への市民意識を高めるため盛大に開催されました。
心配された天候も午後は晴れて、イベントのアトラクション・レクリエーション・スポーツを楽しみました。
 茎身協は例年篤志家から提供頂いているタオルを会員の奥様、お母さんのご協力を得て完売しました。
また、「茎身協ホームページ」「会報:ゆうあい」の紹介し、日頃の活動状況をPRしました。

ふれあいサロン
◇◆万華鏡とバルーンアート
日時:8月19日(金)
福祉センター
参加者 13名
昔なつかしい万華鏡、のぞくとキラキラきれいな色の世界が広がり、夢のよう。与えられた紙などを、サイズに合わせて切ったり貼ったり、あまり難しくなく全員作品を完成させました。お茶で休憩のあとは、細長い風船で白鳥やプードルなどを作りました。

◇◆ボール的当てゲーム
日時:9月2日(金)
福祉センター
参加者 10名
 右原副会長の指導で皆さん初めての挑戦。力み過ぎたり届かなかったり意外と難しい。
パーフェクトはいなかったが、皆さん夢中になりいい汗をかきました。
休憩はコーヒーやお茶を飲みながら談笑もはずみ楽しいひと時でした。

◇◆押し花コースター
日時:9月16日(金)
福祉センター
参加者 11名
 色鮮やかな押し花コースター作りを楽しく体験しました。
白い台紙に押し花素材をバランスよくデザイン。ほぼデザインが決まったら
ボンドで素材を糊付ける。最後にラミネート加工して素敵な押し花コースターのできあがり。

◇◆つくばエクスプレスに乗車して
城山  木嶋 保子
 東京秋葉原とつくば市を結ぶTX(つくばエクスプレス)が、8月24日に開通されました。その頃私は入院中でその様子はニュースやお見舞いに来て下さった方から伺うのみでした。50日余の入院期間中、病室の窓からほんの一瞬ですが電車の走行を見る事が出来ました。その一瞬のTXの姿を見ながら、退院したら是非乗ってみたいものだと夢を膨らませておりました。
退院17日後の10月31日(月)にやっと友の助けを借りながら、みどりの駅からつくば駅まで乗る事ができました。まだ歩行がぎこちない状態、松葉杖での乗車ですが、障害者の立場で駅周辺や、電車内の乗り心地などを検証してみました。
駅周辺:まだまだ環境整備中であり、店舗や住宅など建設中のものが多く、自然を残しながらも便利な使いやすい駅へのアプローチが整いつつある事を感じました。
トイレ:駅構内と外のトイレは洋式の他に障害者専用があり、車椅子でも安心して利用する事が出来ます。ただ外のトイレは臭く、清潔感がないように思われました。清掃はどうなっているのかな?と少しばかり疑問に思いました。
エレベーター:円形のエレベーターがあり、ホームへの乗降はこれで安心。試しにエスカレータに乗ってみようと思いましたが、初めゆっくり動いていたエスカレータが、人が前に立ったとたんセンサーが働いて急に速いスピードで動き出し、なかなか乗るタイミングがつかめず断念。子供やお年寄りには少々回転が速いかと思いました。しかしこれは入院生活のために、私の感が鈍くなったせいかも知れません。
ホーム:安全のためかホームには転落防止の柵があり、電車が入ってドアが開くと同時に開くようになっております。車椅子乗車用として柵の開口部が広くとられており、車椅子マークが記されておりました。
電車内:電車にありがちなガタンという衝撃もなく、走行音も少なく自然にスーッと走り出しました。車窓からの風景もよく車内共々ゆったり感がありました。つい先日まで病院から眺めたTXでしたが、今回電車から病院を眺められたのは感慨ひとしおでした。
みどりの駅にはのりのりバスが走行しており、茎崎からも出ているようで今後の利用に期待できそうです。駅周辺出口への案内も分かりやすく、終点のつくば駅では目的の場所への移動が容易に出来ました。地上に出てみて、いつも見慣れている景色が新鮮なものに感じられました。運賃は、距離に関係なく障害者と介助者は半額、嬉しい限りです。

はじめまして
 自由ヶ丘  山口 俊明
入会してまだ1年も経っていないにもかかわらず、「ゆうあい」に自己紹介できる欄を確保していただいてまことにありがとうございます。
 当初は、貴会のますますの発展を祈念する旨の、当たり障りのない文章にするつもりでしたが、多くの会員が一五年も二〇年も脳卒中の後遺症に苦しめられながらも、心の底では未だにこの国の医療体制、制度の在り方に疑問を感じていることを知り、思い切って今私が一番訴えたいことを書くことにしました。
 脳卒中はきわめて近い将来完全に克服され、慢性期(維持期)に入ってからでもちゃんとしたリハビリをすれば元の健康体に戻る可能性があるにもかかわらず、医師や看護師、各種セラピスト(療法士)、栄養士、ソーシャルワーカーといった専門家
の誰一人として声を大にしてそのことを訴えないし、医療のあり方を根本から変えようとはしていません。
 なぜでしょうか。数々の矛盾を抱えながらも、現在の医療体制といったものがそれなりに定着し、この体制の中でも関係者は十分に飯が食えるため、誰も好きこのんで「火中の栗」を拾おうとはしないからです。
 しかし時代は大きく変わっています。卑近な例で恐縮ですが、10月10日付け朝日新聞は朝刊一面に、「40歳以上全員健診」の主見出しを掲げ、厚生労働省が生活習慣病対策として健診に着目し、全国民に健診と保険指導を受けることを義務づける方針であると述べています。
 新聞には詳しくは出ていませんが、兵庫県尼崎市の保険師が職員の健康増進のために当時の阪大教授とタイアップし、健診の結果から健康状態の悪い職員を割り出し、彼らを徹底的に指導した結果、市職員だけでも年間一億円ほど医療費を抑えることができたことを同省が知っているからに他なりません。
 03年夏、「右脳の被殻」と「左脳の視床」の二カ所から出血し、主治医に「本当は死んでいた」と言われた私は、病院を退院してからも必死になって取材に走り、脳卒中に罹るとどうなるかを、専門病院で知り合った多くの患者とその家族らのケースなども紹介して、一冊の本にまとめました。 脳卒中は予防可能な、治る病気であるにもかかわらず、多くの人が真実を知らされずあきらめている現実もを描き、併せて脳卒中を取り巻く環境が激変している様も記述、「くたばれ!脳卒中」と題して茨城新聞社から出版しました。
 命と健康に関する本にしては我ながら感心するほどおもしろく書けており、自信を持って一読をおすすめできます。脳卒中は治る病であることをここ茎崎の地から、勇気を出して全国の患者に発信してゆこうと思っています。

◆◇◆◇◆◇◆◇
 四月に障害者自立支援法案(以下「支援法案」という)が国会に提出されているとの記事が出て以後、関連記事が何回か掲載された。そして七月十五日には衆院本会議で、自民・公明両党の賛成多数で可決、参院に送られた。その後の郵政民営化法案一色で支援法案は陰に隠れたまま衆院を通過してしまったいや衆院解散に伴い廃案になったのである。   
この法案は障害者全員にとって重大関心事であり、土屋さんも同日付きの記事を中心に判り易く整理された。更に十月三十一日の衆院本会議で与党の賛成多数で可決、成立し来年四月から順次実施される。今度こそはである。身体・知的・精神の各障害者の福祉の統合と「ホームヘルプ」や「ショートスティ」等の在宅サービスは国や自冶体が財政面の責任を持ち負担増は実態を踏まえた親身な相談を持って欲しい。
1、従来より自己負担額かなり重くなるのではないか。@障害者本人がサービス利用量に応じて原則一割を負担する(応益負担)六月十一日の記事によれば負担の上限を決めるが、本人の収入が少なくても同一世帯且つ生計を一にする親や兄弟、子供の収入に応じて負担の上限額が修正され在宅サービスでの負担は実質6l程度に抑えられる。
2、又、尾辻前厚労省大臣は「雇用を進めたり(作業所での)工賃を高めたりすることは重要だ」と言い、就労支援の強化の方針を示していた。
※法案修正では、付則に障害者の所得確保策の検討も盛り込まれた。
3、審査会メンバーに障害者を入れる。この件について厚労省は難色を示していたが、野党や障害者団体の求めに応じた模様。
※記事によれば市町村にどこまで徹底できるのか、今後が問題。
 以上1から3に記した※印の部分はいわば政府の努力目標といったものでその成果を追って行きたい。時には障害者団体が政治家に理解を求めることも必要だと思った。負担の減免については、特に長い人生を通じて治療と介護サービスを必要とする人々に経済的不安を少しでも軽く、家族にも金銭的に気兼ねなく過ごせるような暖かい策を願って止まない。
・・・・以下省略 

障害者ホームページ作成講座を受講して
         高見原 舞縺@幸子
 九月、十月、二カ月間、ビルダーとフラッシュのホームページ作成講座を無料で受けられるチャンスに恵まれました。感謝です。
九月は、七日間。十月は、五日間と、授業料はタダなので足代を奮発して頑張りましたが、好きな分野でも難しかったです。が、楽しかった・・・。
なにしろ、基本操作ができてなかったので。でもホームページ立ち上げは遠い道のりに思えます。それは何事にも一心に打ち込めない、散文的な私の性格に原因が有るかな?     昔、授業中に隠れて漫画を描き、先生に見つかったあのスリルが懐かしく思い起こされました。やっぱり、昔からマイペースな問題児だったのね。
ストレスの退避をしながら、アートに至福の時を感じながら道草を食って、更にマイペースで皆さんのお力をお借りしながら頑張らなくっちゃーッ!
リニューアルできるまで・・・。

[詩歌俳句川柳]
  筑波・寺具  木 沢  隆 
一、 足湯にて 心と身体 癒やされし 
               和子
二、 頭(こうべ)たれ夕日に映える稲穂かな
☆夕日にマッチする
三、野ボタンの 色鮮やかな 彼岸入り
四、ヒルさがり 恋の炎(ほのほ)の マンジュシャゲ
     ☆真赤に咲く花・炎のようにちぢれる

五、老夫婦 秋の夜ながの 語り合い
六、アスタバや 新葉伸して 食べごろに
     ☆すぐに伸びます

七、香りあり そっと近づく クチナシへ
     ☆鼻をつくよな香りです

八、老いてこそ 感謝感謝の 日々つづく
     ☆毎日有難うございます 和子

九、マユミの実 マッカな色で 誰を待つ
     ☆小粒な赤い実です。小鳥たちが集る

       
入院・手術そして退院
城山  木嶋 保子 
かつてゆうあい四十一号三ページに「股関節ものがたり」と題して掲載しました。
それ以後いよいよ股関節が末期症状をきたし、機能障害・痛みなどが激しくついに「人工股関節全置換術」という手術を決断いたしました。八月二十三日から十月十四日まで筑波大学付属病院に入院し、手術・リハビリを経て退院。現在自宅にて筋トレ・時には水中ウォーキングなどで体力をつけるよう努めております。
人工股関節を入れた事により、転倒による脱臼や磨耗・感染症などのリスクも多く、日常気をつけなければならないことも多々ありますが、プラスの部分の方が多く、今まで以上に頑張りたいと思います。
入院中は、たくさんの方からお見舞いや励ましの言葉をいただき、大変感謝しております。
ありがとうございました。
お見苦しくてすみません。
恥ずかしながら、
私の人工股関節です。→写真

編集後記
11月3日は文化の日、街々に文化の香りが。12日は立冬。11月16日〜17日は身障協の一泊研修で馬頭温泉:栃木県障害者保養センター「那珂川苑」へ。全国的に2週間程季節のズレとか。時はよし、栃木路の湯でゆっくりと紅葉を愛でて来ます。帰ったら20日はセンター祭。12月は障害者週間で始まり記念行事で終わる。新年は是非皆さんでつくばエクスプレスで浅草まで往復しましょう。


 



             

 



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